実はうつ病の仲間?【仮面デプレッションの症状を見逃さない】

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うつ症状の原因

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うつ病と自律神経症

まず初めに自律神経について説明します。自律神経失調症については多くの出版本やセミナーなどがありますがその多くが、この自律神経についての説明に多くのページや時間を費やしています確かに自律神経について詳しくなることは無駄ではありませんがあなたの目的が自律神経失調症のつらい症状を治療することが目的である以上、必要以上に深くまで理解する必要はありません。ですからここでは最低限知っておいていただきたいことだけを説明したいと思います。人間の身体には全身に渡って神経が張り巡らされています。それはまるで日本全国に張り巡らされている道路と同じようなものです。脳から高速道路に相当する脊髄神経が背骨に沿って伸び、そこから一般道路に相当する末梢神経に分かれているのです。その末梢神経には手足を動かしたり、目や耳から得た情報を脳に伝えたりといった自ら自分でコントロールできる体制神経と、心臓動かしたり、食べ物の消化したりといった自分の意思とは関係なく自動的にコントロールされ、就寝時でも働いてくれる「自律神経」があります。そして自律神経には、それと正反対に働く「交感神経」と「副交感神経」が存在し、ちょうど自動車のアクセルとブレーキのようにあるいはシーソーのように、どちらかが強くなると、もう一方が弱くなるといった具合に切り替えをしながら正常な状態を維持するようにコントロールをしているのです。例えば、悲しいと涙が出たり、驚いたときには心臓がドキドキするなど、精神的な変化を体の反応として表す働きをしたり、気温が上がっても、自動的に汗を出して体温を一定に保つことなど、外部からの刺激に対して体を一定の状態に調整する役割を果たしているのです。また、ホルモン分泌とも密接に関係していますし、体内に侵入した細菌やウイルスに対して、抵抗力をあげたり、発熱をした場合には、熱を下げようとするなど、病気の予防や治癒のための働きもしているのです。我々人間は生きていくためには、この自律神経が正常に働いていることが非常に重要なことなのです。

前述しましたように、交感神経と副交感神経は正反対に働きながら、全身を正常な状態にコントロールしています。ところが、自律神経は人間の体の全身に関わっているため、どちらかに傾きすぎると、様々な症状が現れるのです。また、時々神経は1日の中でも、季節によってもリズムがあるのです。ではどのようなときに、交感神経や副交感神経が優位に働くのか考えていきましょう。主に仕事や勉強など、活動をしているときには交感神経が優位に働くのです。自律神経のバランスが良く、健康な状態であれば、仕事や勉強にも意欲的で高い集中力を持ちながら当たることができます。そして、食事をしたり、入浴や趣味などに没頭しているような時は副交感神経が優位になるのです。特に睡眠中は本来、副交感神経が大活躍する時間帯なのです。このように交感神経、あるいは副交感神経のどちらかに大きく傾くことなく、 1日の中で、あるいは季節によってバランスよく切り替えることができている状態が健康な状態と言えるのです。ところが様々な原因によって、どちらかに傾きすぎると体に不調を覚えるようになります。特に生活スタイルが多様化している現代では、あるいはストレス社会と言われる現代社会の環境下においては交感神経に大きく傾くことによって様々な体調不良を引き起こすのです。自律神経の乱れによるうつ病などは自分で中々気づきにくいものです。仮面デプレッションと診断されていても自律神経の乱れが改善されなければ仮面デプレッションの治療を行っても意味がありません。なので両方の治療が必要です。

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